東関東高速線との直通開始により、成田空港への直通特急「アネモス」がデビューすることとなりました。
これにより、新型特急車を製造することが決定。CL1500系の機器構成を元に最新技術の反映をめざした「CH10000系」として設計が進められました。
車内には大型荷物置き場とLCDによる案内表示を設け、空港特急にふさわしい車内環境を目指しました。
座席幅も980mmから1050mmへ拡大し、快適性の向上を図りました。
また、CL1500系で乗車時間の都合上省略されていた電車内Wi-Fiスポットを設置するとともに全席にコンセントを完備し情報化社会に則した環境改善を行いました。
編成 4両・6両固定編成(東側流線型先頭車、西側流線型先頭車のバリエーションあり)
設計最高速度 140km/h
営業最高速度 新東京鉄道線内 120km/h 東関東高速線内 130km/h
起動加速度 2.0km/h/s(東関東高速線内) 2.4km/h/s(新東京鉄道線内)
最大寸法(長・幅・高) 20,220mm×2,800mm×4,080mm(先頭車),20,000mm×2,800mm×4,080mm(中間車)
編成定員 320名(6両固定編成),222名(4両固定編成)
主電動機 全密閉式かご形三相誘導電動機 出力165kw
制御装置 純電気ブレーキ対応、定速運転・抑速制動機能付IGBT素子2レベルVVVFインバータ制御
駆動方式 TD平行カルダン駆動
車体重量 31.8t - 39.6t
軌間 1067mm(106.7cm)
電気方式 架線集電式直流1500V
制動方式 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
製造 京名電鉄 海山道車輌工場